物理学専攻の中山耕輔助教が第２９回井上研究奨励賞、同じく物理学専攻の高橋史宜准教授に第５回井上リサーチアウォードの受賞が決定しました。

　井上奨励賞は、理学、医学、薬学、工学、農学等の分野で過去3年の間に博士の学位を取得した35歳未満（医学・歯学・獣医学の学位については37歳未満）の研究者で、優れた博士論文を提出した若手研究者に対し贈呈されるものです。
　井上リサーチアウォードは、自然科学の基礎的研究で優れた業績を挙げ、更に開拓的発展を目指す若手研究者の独創性と自立を支援することを目的としています。自然科学の基礎的研究で博士の学位取得後9年未満のわが国の国公私立大学及び大学共同利用機関に所属（予定を含む）する研究者で、これまでの成果を踏まえ、単独で又は共同研究者の協力を得て行う将来性豊かな研究者に対し贈呈されるものです。
＊授与機関：公益財団法人　井上科学振興財団
　

物理学専攻　中山耕輔 助教（光電子固体物性研究室）
■賞名：２０１２年度　第２９回井上研究奨励賞
■博士論文題目：角度分解光電子分光による銅酸化物高温超伝導体バルク電子構造の研究
■受賞日：2013年2月4日

物理学専攻　高橋史宜 准教授（素粒子・宇宙理論グループ）
■賞名：２０１２年度　第５回井上リサーチアウォード
■研究題目：
宇宙の始まりと終わり：宇宙背景輻射から探るインフレーションと暗黒宇宙
■受賞日：2013年2月4日