東北大学 大学院理学研究科・理学部

トップ > お知らせ

NEWSお知らせ

文部科学省科学研究補助金・新学術領域研究「気候系のhot spot」研究成果アウトリーチ 「海と大気のはなし2」講演会開催のご案内


我々の住む地球上で、身近に接している海や大気には、まだ十分に解明できない謎が数多く残っています。その中でも特に、日本を含むアジア周辺域の気象・海洋で観測される自然現象に注目し、調べているのが本研究課題、科研費新学術「気候系の hot spot」です。
「気候系の hot spot」では気象・海洋の研究者が協力し、様々な観測手法を用い、計算機を駆使して、現象の解明にあたっています。
本講演会では、本科研費「気候系のhot spot」に参加している大学教員、研究機関研究者が、海と大気に関わる自身の研究の話題から、理科教育の現場の授業ですぐに使えるような話題をわかりやすく紹介します。さらに、岩手大学「学校気象台」、仙台管区気象台から東北地方で行われている気象観測を中心とした自然現象の日々の観測の話も紹介していただく予定です。理科の授業が減り、理科離れが問題となっている昨今、学校で理科教育に携わる方と第一線の自然科学研究者とのサイエンスコミュニケーションである本企画は、間接的な理科教育の支援となることを目指しています。



● 日時:2015年1月10日(土)9:30~15:00(開場9:15)

● 場所:東北大学片平キャンパス 片平さくらホール 会議室

● 演題:「海と大気のはなし2」

● 対象:児童・生徒の理科教育に携わる先生方、教員を目指す学生さん、一般の方

● 申込み方法:氏名、職業、連絡先(メールアドレスや電話番号など)、参加希望(午前の部、午後の部、午前・午後とも)を記入して、下記までFAXで申込みください。

※当日参加を受け付けますが、FAXフォームより事前受付を行った方を優先とさせていただきます。

※ご注意:駐車スペースがありませんので、公共交通機関をご利用の上お越しください。

● ポスター・申込用紙:PDF

● 科研費新学術「気候系の hot spot」ホームページ

【問い合わせ先】

東北大学大学院理学研究科大気海洋変動観測研究センター 助教 吉岡 真由美

TEL/022-795-5793 FAX/022-795-5797 E-mail:airsea[at]caos-a.geophys.tohoku.ac.jp([at]を@に置き換えてください)


講師および話題:

1.「冬の台風!?爆弾低気圧とは?」

吉田 聡 独立行政法人 海洋研究開発機構アプリケーションラボ 研究員

2.「身近に流れる海流の話」

佐々木 克徳 北海道大学 大学院理学研究院 講師

3.「天気予報と地球温暖化予測の仕組み」

西井 和晃 東京大学先端科学技術研究センター 助教

4.「海の塩分分布は天然の雨量計」

須賀 利雄 東北大学 大学院理学研究科 教授

5.「地球の様子を、日々、観測するということ」

仙台管区気象台

6.岩手大学「学校気象台」報告 --北岩手山波状雲の力学的構造に関して--

名越利幸 岩手大学 教員養成支援センター長 教育学部理科教育科 教授

お知らせ

FEATURES

先頭へ戻る