国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)理事長 奥村直樹と、フランス国立宇宙研究センター(The Centre National d'Etudes Spatiales : CNES)総裁 ジャン=イヴ・ル・ガル(Jean-Yves LE GALL)は、平成29年4月10日、火星衛星サンプルリターンミッション(略称:MMX)の検討に関する実施取決め(Implementing Arrangement)を締結いたしました。JAXAとCNESは, 本取決めにもとづきMMXの開発研究フェーズにおいてCNESからMMXへの提供を期待する以下の3点の協力内容について、共同検討を行います。
1.近赤外分光計(MacrOmega)
2. フライトダイナミクス
3. 小型着陸機の搭載可能性検討
近赤外分光計は、東北大学中村智樹教授・坂野井健准教授・中川広務助教らが中心的な役割を果たしており、引き続きJAXAおよびフランス国立宇宙研究センターと密に連携して機器開発を推進していきます。
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MMX Mission
理学研究科地学専攻初期太陽系進化学研究所
理学研究科地球物理学専攻惑星プラズマ・大気研究センター
理学研究科地球物理学専攻惑星大気物理学分野
Posted on:2017年4月13日