東北大学 大学院理学研究科・理学部

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仙台市天文台×東北大学大学院理学研究科 公開サイエンス講座 全4回

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 2017年7月1日に東北大学大学院理学研究科と仙台市天文台は連携協力協定を締結しました。今年度のコラボレーション企画として全4回の公開サイエンス講座を行います。
 会場はいずれも 仙台市天文台(〒989-3123 宮城県仙台市青葉区錦ヶ丘9-29-32)となります。各イベントにより開始時間、対象が異なりますのでご注意下さい。たくさんのご来場をお待ちしております。

2017年8月19日(土)開催:第1回 巨大惑星をめぐる旅ー地球物理学専攻・地学専攻編ー ※終了しました。
2017年9月17日(日)開催:第2回 星はすばる、銀河はすばるー天文学専攻編ー ※終了しました。
2017年11月12日(日)開催:第3回 宇宙の数奇な生い立ちを探るー物理学専攻編ー
2017年12月10日(日)開催:第4回 ニュートリノから探る宇宙の謎ー物理学専攻編ー


第1回 巨大惑星をめぐる旅ー地球物理学専攻・地学専攻編ー


開催日時: 2017年8月19日(土)14時00分〜19時00分

[1]ラジオ工作
時  間/14:00-15:00、16:30-17:30
定  員/各回15名
対  象/小学生(1-3年生は保護者同伴)
講  師/東北大学大学院理学研究科地球物理学専攻 三澤 浩昭 准教授 ほか
申込方法/7月22日(土)から電話(仙台市天文台:022-391-1300)にて受付(先着順)
内  容/ラジオを作って衛星を探そう!
     ※工作をせず衛星探しのみも参加できます。当日直接会場へお越しください。

[2]人工衛星折り紙
時  間/15:30-16:30、17:30-18:30
定  員/各回15名
対  象/小学生(1-3年生は保護者同伴)
講  師/東北大学大学院理学研究科地球物理学専攻 秋葉 丈彦(M1)、三澤 浩昭 准教授 ほか
申込方法/当日会場にて受付(先着順)
内  容/木星探査衛星「ジュノー」や金星探査衛星「あかつき」を折り紙で作ります。

[3]ミニ講演
時  間/18:30-19:00
定  員/50名程度
対  象/どなたでも
講  師/東北大学大学院理学研究科地球物理学専攻 北 元 博士
申込方法/当日会場にて受付(先着順)
内  容/土星や木星などの巨大惑星探査についてご紹介します。

[4]小惑星サンプル展示
時  間/14:00-18:00
定  員/なし
対  象/どなたでも
講  師/東北大学大学院理学研究科地学専攻 小長谷 智哉(D1)
申込方法/申込不要、直接会場へ。
内  容/小惑星から地球へはるばるやってきた隕石を、顕微鏡でのぞいてみましょう。

第2回 星はすばる、銀河はすばるー天文学専攻編ー


開催日時: 2017年9月17日(日)14時00分〜15時30分

講  師/東北大学大学院理学研究科天文学専攻 兒玉 忠恭 教授
定  員/100名
対  象/一般
申込方法/申込不要、直接会場へ。
内  容/
 私たちの住む銀河系は、太陽のような星が数億個も集まったような大集団です。宇宙にはそのような銀河とよばれる天体が1千億個もあると考えられています。銀河は、一様に分布しているわけではなく、お互いに群れ集まっており、銀河群や数千個もの銀河が大集団を成した銀河団も多く存在します。また、銀河の形や性質は、銀河の密集度に大きく依存していることも知られています。
 今回は、そのような美しい銀河宇宙へ皆さんをご案内し、それがどのように作られてきたのかを、すばる望遠鏡の最新観測結果などを紹介しつつ解説します。

第3回 宇宙の数奇な生い立ちを探るー物理学専攻編ー


開催日時: 2017年11月12日(日)14時00分〜15時30分

講  師/東北大学大学院理学研究科物理学専攻 山本 均 教授
定  員/100名
対  象/一般
申込方法/申込不要、直接会場へ。
内  容/
 われわれの宇宙はビッグバンと呼ばれる大きな爆発によって生まれたと考えられています。そのあと宇宙は、真空をヒッグス粒子がびっしりと満たしたり、暗黒物質が宇宙全体の質量の8割を占めるようになったりと、数奇な運命に遭遇します。この講演ではそんな宇宙の生い立ちをわかりやすく辿ります。

第4回 ニュートリノから探る宇宙の謎ー物理学専攻編ー


開催日時: 2017年12月10日(日)14時00分〜16時00分

定  員/100名
対  象/一般
申込方法/申込不要、直接会場へ。

[1]ニュートリノで予報する超新星爆発
講  師/東北大学大学院理学研究科物理学専攻 石徹白 晃治 助教
内  容/
 オリオン座ペテルギウスはもうすぐ超新星爆発を起こすと言われています。超新星爆発による星の輪廻転生を解明すべく、全世界の天文学者はこのペテルギウス超新星爆発を待ちわびています。実は、ニュートリノを使う超新星爆発を予報できるということを紹介します。

[2]ニュートリノで見る地球
講  師/東北大学大学院理学研究科物理学専攻 清水 格 准教授
内  容/
 光学望遠鏡で星を観察するように、ニュートリノでも様々な天体を見ることができます。ニュートリノ観測装置カムランドでは世界で初めて地球の内部からやって来るニュートリノの観測に成功しました。今回の講演では、ニュートリノを使って地球の謎に迫ります。

[3]物質の根源はニュートリノかも!
講  師/東北大学大学院理学研究科物理学専攻 井上 邦雄 教授
内  容/
 ビックバンで始まった宇宙に物質が生き残ることは素粒子の標準理論では説明できません。ニュートリノが持ちうる性質が物質残存とともに暗黒物質の元ではないかと考えられています。このニュートリノ研究の最前線を紹介します。

お問い合わせ先


東北大学大学院理学研究科 広報・アウトリーチ支援室
電話:022-795-6708
E-mail:sci-pr[at]mail.sci.tohoku.ac.jp

*[at]を@に置き換えてください



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