3月2日(金)、第6回平間賞授賞式が行われ、化学の有機化学系、物理化学系、無機化学系の3系から1名ずつ、計3名の学生が平間名誉教授から直接記念品を授与されました。
「平間賞」は、「第一歩」の持つ重みと無限の可能性を知る平間正博名誉教授の篤志により設立されました。「卒業生は、受賞者とともに、副賞のベンゼンに託された思いを感じて欲しい。現代の物質科学を支えているベンゼンの構造化学は、ケクレの見た『夢』で始まったとも言う。未来のロールモデルたる卒業生たちが、これから見るであろう「夢」には、果てる事の無い可能性が秘められている。」という化学教室教員一同の思いが込められています。
なお受賞者の山本さん、伊藤さんは、3月3日(土)〜4日(日)に行われた第7回サイエンス・インカレにてポスター発表を行いました。その結果、山本 卓さんが企業賞(東京エレクトロン賞)を受賞しました。(授賞式の様子はこちらから)
飯野 晃生(化学科4年反応有機化学研究室)
「[1,2]-Phospha-Brook転位を利用した多置換ピロールの高効率合成」
山本 卓(化学科4年無機固体物質化学研究室)
「強いスピン軌道相互作用をもつ高移動度電気伝導性酸化物の開発」
伊藤 悠吏(化学科4年理論化学研究室)
「画像観測法によるNO分子クラスターカチオンの光解離反応機構の解明」
Posted on:2018年3月 6日