7月18日(水)、理学研究科合同C棟2階青葉サイエンスホールにて、学際研究重点拠点「新奇ナノカーボン誘導分子系基盤研究開発センター」及び学際研究重点プログラム「原子内包フラーレンナノバイオトロニクスの創成」主催の公開講演会が開催されます。
事前申込は不要でどなたでもご参加いただけます。直接会場にお越しください。
■ 日 時: 2018年7月18日(水)16:00-17:30
■ 会 場: 理学研究科合同C棟2階 C201 青葉サイエンスホール(キャンパスマップH-04)
■ 講 演 者: 髙野勇太先生、北海道大学電子科学研究所
■ 演 題: 次世代ナノ材料に向けた希土類金属内包フラーレンの化学修飾
■ 概 要:
「特異」に「特異」を組み合わせたら何が創り出せるだろうか?
希土類金属は特異な電子的性質やf電子由来の磁性を有し、単分子磁石をはじめとするナノ材料としての実用化に向けた研究開発が行われている。希土類金属であるランタン(La)やスカンジウム(Sc)をフラーレンケージ内に有する"希土類金属内包フラーレン"は、1990年代の内包フラーレン単離成功初期から注目を集めて研究されている。
外界から隔離されている「特異」な内包フラーレン内環境において、希土類の「特異」な性質を利用できないか?今回の講演では有機合成手法を利用した化学修飾の側面から、特異に特異を組み合わせた内包フラーレンの、ナノ材料としてのポテンシャルを皆さんと一緒に概観していきます。
<問い合わせ>
東北大学大学院理学研究科化学専攻
教授 美齊津 文典
TEL:022-795-6577
E-mail:misaizu[at]m.tohoku.ac.jp
東北大学大学院理学研究科巨大分子解析研究センター
准教授 權 垠相(クオン ウンサン)
TEL:022-795-6752
E-mail:ekwon[at]m.tohoku.ac.jp
*[at]を@に置き換えてください。