理学研究科の笠羽教授のグループが参加している水星探査機が、10月20日の昼11時ごろに打ち上げられる予定です。既に、笠羽教授は、現地(南米ギアナ)に入っていて、最終動作確認に臨んでいます。
今回の水星探査は、欧州宇宙機関(ESA)担当の水星表面探査機とJAXA担当の水星磁気圏探査機「みお 」の2機編隊で、水星まで向かうという史上初の試みです。
水星は、磁場を形成する核が表面近くまで存在しているので、水星表面探査機は磁場の成因を明らかに出来そうです。また、水星磁気圏の嵐は地球磁気圏の嵐とは大きく異なっています。水星磁気圏探査機「みお 」が、水星磁気圏の嵐の謎を解明すると期待されています。
水星探査ミッションの最新情報(JAXA)
東北大学惑星プラズマ・大気研究センター