3月5日(火)、第7回平間賞授賞式が行われ、化学の有機化学系、物理化学系、無機化学系の3系から1名ずつ、計3名の学生が平間名誉教授から直接記念品を授与されました。
「平間賞」は、「第一歩」の持つ重みと無限の可能性を知る平間正博名誉教授の篤志により設立されました。「卒業生は、受賞者とともに、副賞のベンゼンに託された思いを感じて欲しい。現代の物質科学を支えているベンゼンの構造化学は、ケクレの見た『夢』で始まったとも言う。未来のロールモデルたる卒業生たちが、これから見るであろう「夢」には、果てる事の無い可能性が秘められている。」という化学教室教員一同の思いが込められています。
佐々木 聡(化学科4年学際基盤化学研究室)
「膜タンパク質の親水性ループの役割を目指した人工リンカーの効率的合成および機能化の研究」
小野 拓実(化学科4年放射化学研究室)
「福島原発事故影響調査のための野生動物体内の放射性セシウム分布と被ばく線量の評価」
服部 圭吾(化学科4年量子化学研究室)
「硫黄の半結合に対する溶媒和の影響に関する赤外分光研究」
Posted on:2019年3月 5日