● 科学技術週間にあわせて、文部科学省が辻森教授らが監修・アートディレクターの「一家に1枚日本列島7億年」ポスターを、全国の小・中・高等学校等に配布。
● 約7億年間のダイナミックな変動の歴史とプレート沈み込み帯である日本列島の地学現象を分かり易く図解、国産の美しい「石」の写真を配置。
● 東北大学総合学術博物館をはじめ、制作協力・写真の提供は全て東北大学関係。
文部科学省は、科学技術の大切さについて広く一般の関心と理解を深め、科学技術に親しむ機会を提供することを目的に、毎年4月の科学技術週間に合わせて「一家に1枚」ポスターを製作・配付しています。平成17年より始まったこのシリーズは、今年で15回目になります。平成31年(2019年)は、日本地質学会の企画が採択され、東北大学東北アジア研究センター(兼務 同大学院理学研究科地学専攻)の辻森 樹教授と東京大学の磯﨑行雄教授が監修・アートディレクターとして作り上げた「日本列島7億年」が、第60回科学技術週間(平成31年4月15日~21日)にあわせて刊行、全国の小・中・高等学校等に配布されます。
なお、科学技術週間ウェブサイトから無料で電子ポスターをダウンロード可能です。
平成31年度(第60回)科学技術週間(平成31年4月15~21日)にあわせて、東北大学東北アジア研究センター(兼務同大学院理学研究科地学専攻)の辻森樹教授と東京大学の磯﨑行雄教授が監修・アートディレクターの「一家に1枚日本列島7億年」ポスターが、全国の小・中・高等学校等に配布されます。
ポスターには日本列島の地質の複雑さと、周辺プレート境界の位置を知るための地図の他、プレート沈み込み帯でできる岩石の写真、プレート沈み込み帯についてのイラストと解説、日本が誕生した約7億年前から、はるか遠い未来、太平洋が消滅するまでの未来予想まで描いた地質年代表などが、国産の美しい鉱物・化石の写真と一緒にデザインされています。制作協力・写真提供には、本学文化部所属準加盟団体の地学ゼミナール、総合学術博物館、東北アジア研究センター、大学院理学研究科地学専攻がクレジットされています。ポスターの電子ファイルは科学技術週間のウェブサイトから無料でダウンロード可能です。また、科学技術週間中に東北大学総合学術博物館など、全国の「一家に1枚配布協力館」を通じてポスターが無料配付されます。
「一家に1枚 日本列島7億年」ポスター。科学技術週間のウェブサイトからA3判をダウンロード可能。
東北大学東北アジア研究センター 辻森 樹
Tel:022-795-3614, 022-795-6236
Fax:022-795-6236
E-mail:tatsukix[at]tohoku.ac.jp
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