東北大学理学部天文学教室では、アウトリーチ活動の一環として高校生向けのイベント「もしも君が杜の都で天文学者になったら(通称:もし天)」を、仙台市天文台、宮城教育大学との共催で、今年も開催することとなりました。つきましては、第9期生となる参加者の募集を7月16日(火)より開始いたしますので、本イベントの幅広いご周知にご協力いただきますようお願いいたします。
本イベントは今年で9回目の開催となり、全国の科学や宇宙に興味のある高校生に広く認知されています。今年度は、12月22日から28日の6泊7日の合宿形式で、12名の高校生を募集し、宇宙の謎に挑みます。
「もし天」では、全国から"宇宙好きの高校生" が集い、1週間の合宿の中で実際に天文学の研究を行います。普段の学校での授業とは異なり、班ごとに議論を進めながら自分たちで研究テーマを設定し、データを取得し、それを解析し結論を導き出すという、研究の過程を体験します。天体観測は、仙台市天文台が所有する1.3m「ひとみ望遠鏡」を参加高校生自ら操作しながら行います。そうして得られた研究成果は、最終日に市民の皆さまの前で発表します。期間中は、各班に教員や学生がつきサポートします。実習終了後、各班の研究成果をまとめたポスターを2020年4月から1年間仙台市天文台の展示ブースに展示します。
名 称: もしも君が杜の都で天文学者になったら(通称:もし天)
日 時: 2019年12月22日(日) ~ 12月28日(土)
会 場: 東北大学・仙台市天文台
主 催: 東北大学理学部天文学教室
共 催: 仙台市天文台、宮城教育大学
後 援: 宮城県教育委員会
日本学術振興会 令和元年度ひらめき☆ときめきサイエンス
〜ようこそ大学の研究室へ〜KAKENHI 採択事業
ダウンロード: [チラシ,PDF]
「もし天」ウェブサイト内の申し込みフォームからお申し込みください。
募集人数: 高校生12名
開催期間となる12/22~28(6泊7日)全日程参加できる人
応募締切: 2019年10月11日(金)
参加費用: 21,000円 (朝食付き宿泊費、諸雑費込み。今後の外部資金獲得状況によっては、大幅に減額される可能性がありますので、最新情報を下記のもし天ウェブサイトでご確認ください。参加費の最終決定は8 月初旬までにはなされる予定です。22,24,25,27日の夕食、28日の昼食は主催者負担で弁当が支給されます。その他の期間中の食事代・交通費は受講生の実費負担となります。)
選考方法: 「もし天」ウエブサイト内「概要」ページに記載した課題に沿った作文の提出が必要です。合格者を決定するための選考材料となります。
初 日: (12/22・会場:仙台市天文台)
班ごとに研究テーマを決定
仙台市天文台「ひとみ望遠鏡」見学、操作説明
宿舎にて天文教室教授数名による宇宙なんでも相談会
2日目 : (12/23・会場:東北大学)
班ごとに研究計画書作成
中間審査を兼ねたグループ討論会
3~4日目 :(12/24〜25・会場:東北大学・仙台市天文台)
研究計画書審査
仙台市天文台にて観測実施
4~6日目 :(12/26~27・会場:東北大学)
得られたデータを解析し研究を進める
最終日に向け発表練習
最 終 日:(12/28・会場:東北大学)
研究成果報告会(一般公開)
2020年4月〜2021年3月
各班の研究成果を仙台市天文台に展示
東北大学大学院理学研究科 天文学専攻
准教授 服部 誠(はっとり まこと)
Tel:022−795−6509
E-mail:hattori[at]astr.tohoku.ac.jp
*[at]を@に置き換えてください