3月4日(水)、第8回平間賞授賞式が行われ、化学の有機化学系、物理化学系、無機化学系の3系から1名ずつ、計3名の学生が平間名誉教授から直接記念品を授与されました。
「平間賞」は、「第一歩」の持つ重みと無限の可能性を知る平間正博名誉教授の篤志により設立されました。「卒業生は、受賞者とともに、副賞のベンゼンに託された思いを感じて欲しい。現代の物質科学を支えているベンゼンの構造化学は、ケクレの見た『夢』で始まったとも言う。未来のロールモデルたる卒業生たちが、これから見るであろう「夢」には、果てる事の無い可能性が秘められている。」という化学教室教員一同の思いが込められています。
會田 浩平(化学科4年反応有機化学研究室)
「[1,2]-Phospha-Brook転位を利用した四置換フランの合成」
三浦 弘真(化学科4年分析化学研究室)
「A型インフルエンザウイルスRNAを標的とする小分子-ペプチド核酸コンジュゲートの合成と機能評価」
神成 幸輝(化学科4年有機物理化学研究室)
「その場ラマン分光法を用いたリチウム空気電池カソード極における反応機構解明」
Posted on:2020年3月 5日