生命科学研究科附属浅虫海洋生物学教育研究センター（改称前：浅虫臨海実験所）は1924年に設立されて以来、海洋生物に関する教育研究を行ってまいりました。設立当時、教育研究の材料の把握を主たる目的とした生物相調査が、斎藤報恩会の支援を受けて開始されました。そしてその成果が、1926年から1943年にかけて、「東北帝國大學理科報告（生物學）[英：The Science Reports of the Tôhoku Imperial University、 4th Series (Biology)]」に「Report of the Biological Survey of Mutsu Bay」の名を冠したシリーズ（37報；別紙をご参照ください）として掲載されました。このシリーズは、青森県陸奥湾、特に浅虫周辺の、原生生物から多細胞動物まで多岐にわたる生物群の基礎的な情報を充実させました。このシリーズを将来に亘り利用できる状態を維持し、さらに教育研究のための利用促進を図るため、これを電子化し、東北大学機関リポジトリTOUR: TOhoku University Repository上で無償公開したいと考えるに至りました。また当センターのウェブサイトからもアクセスできるように整備したいと考えています。これによってインターネット上で、世界のどこからでも「Report of the Biological Survey of Mutsu Bay」シリーズにアクセスできるようになります。

著作物の電子化ならびにリポジトリへの登録（サーバへの保存）およびインターネット上での公開を実現するにあたり、「Report of the Biological Survey of Mutsu Bay」シリーズ（別紙参照）の全ての著者ならびに著作権継承者の皆様より、著作権のうち、複製権と公衆送信権の利用の許諾をいただく必要がございます。皆様のご協力を賜りたく、略儀にて失礼と存じますが、「Report of the Biological Survey of Mutsu Bay」シリーズの著者ならびに著作権継承者の皆様におかれましては、本件著作権処理について下記の(1)から(3)のとおりお伝えしたいと思います。

異議やご質問がございましたら、2021年2月28日までに、本案内末尾の浅虫海洋生物学教育研究センター連絡先までご連絡賜りますよう何卒お願い申し上げます。異議やご質問のお申し出がこの期日までにない場合、本件にかかる複製権と公衆送信権の許諾をいただいたものとして処理させていただきたく存じます。

また2021年2月28日を本件の著作権処理の包括的処理の期限とさせていただきますが、この期日以降のお申し出についても個別に対応させていただきます。

「Report of the Biological Survey of Mutsu Bay」シリーズ（別紙参照）の著者ならびに著作権継承者の皆様におかれましては、「Report of the Biological Survey of Mutsu Bay」シリーズの電子化ならびに当センターウェブサイトおよび東北大学リポジトリを通じた公開のための、皆様の著作権の利用について、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

（1）「Report of the Biological Survey of Mutsu Bay」シリーズ（別紙参照）の著作権の帰属に変更はありません。

（2）「Report of the Biological Survey of Mutsu Bay」シリーズ（別紙参照）の紙面を電子的に複製し、データベース化することを東北大学・浅虫海洋生物学教育研究センターに許可する（複製権の利用の許諾）。

（3）電子化した「Report of the Biological Survey of Mutsu Bay」シリーズ（別紙参照）を、東北大学・浅虫海洋生物学教育研究センターのウェブサイトならびに東北大学機関リポジトリを通じて、インターネット上で公開することを東北大学大学院生命科学研究科附属浅虫海洋生物学教育研究センターに許可する（公衆送信権の許諾）。

2020年11月5日
東北大学理学部生物学科
東北大学大学院生命科学研究科 附属浅虫海洋生物学教育研究センター
センター長　熊野　岳

［連絡先］
〒039-3501　青森県青森市浅虫坂本９
東北大学大学院生命科学研究科
附属浅虫海洋生物学教育研究センター
熊野　岳
電話：017-752-3390　FAX：017-752-2765（代）
電子メール： gaku.kumano.d6［at］tohoku.ac.jp
＊[at]を@に置き換えてください