太陽系の各天体に普遍的なサイエンスに関する5つのセッションを設けてオンライン開催致します。 各セッションを当該分野で活躍する若手研究者にリードして頂きつつ、最新成果の報告や議論を行います。また、議論の深化のためにスプリンターミーティングも設けます。これらを通して、関連分野の将来に繋がる新しい研究・分野・将来ミッションの創成・展開の機会としてゆくことを開催目的としています。

詳細

日　　時：2021年2月17日(水)～2月19日(金)
開催方法：オンライン
主　　催：東北大学大学院理学研究科 惑星プラズマ･大気研究センター
共　　催：名古屋大学 宇宙地球環境研究所「第22回 惑星圏研究会」、東北大学宇宙航空連携研究拠点

開催セッション

・Session-1
天体形成・物質輸送：小惑星と彗星による固体惑星(地球/月/火星)への水や有機物の供給，月，水星，火星衛星，小天体の形成・起源論．

・Session-2
惑星-衛星電磁環境：高エネルギー宇宙環境の惑星間スケーリング．磁場，自転角速度，ダイナモ等内部構造，衛星位置，衛星物質供給率への依存性．

・Session-3
固体-プラズマ相互作用：月，水星，火星衛星，氷衛星，小天体の希薄大気，宇宙風化，帯電，電磁場・プラズマ構造，惑星から衛星表層への物質輸送．

・Session-4
大気：岩石惑星・衛星（火星，金星，イオなど）における，内部脱ガス，宇宙への中性・イオン散逸，電離圏ダイナミクス，太陽風からの大気・電離圏へのエネルギー輸送，化学，ヘイズ，ダスト．

・Session-5
海洋：火星，氷天体，タイタンの，表層進化の駆動源，酸化還元によるエネルギー論，金属などの生体必須微量元素，生体関連有機物の有無，ガスや電磁場観測による海洋探査．

・惑星探査スプリンターミーティング：各セッションサイエンスや各天体に対応する将来惑星探査ミッション提案に向けたコンセプトや，共同研究シーズの策定を行う．

研究会の詳細やプログラムについては、研究会HP（以下）をご参照下さい。
http://pparc.tohoku.ac.jp/sympo/sps/

問い合わせ先

東北大学大学院理学研究科
惑星プラズマ・大気研究センター
三澤 浩昭
電話：022-795-6736
E-mail：misawa[at]pparc.gp.tohoku.ac.jp
＊[at]を@に置き換えてください。