3月2日(火)、第9回平間賞授賞式が行われ、化学の有機化学系、物理化学系、無機化学系の3系から1名ずつ、計3名の学生が平間名誉教授から直接記念品を授与されました。
「平間賞」は、「第一歩」の持つ重みと無限の可能性を知る平間正博名誉教授の篤志により設立されました。「卒業生は、受賞者とともに、副賞のベンゼンに託された思いを感じて欲しい。現代の物質科学を支えているベンゼンの構造化学は、ケクレの見た『夢』で始まったとも言う。未来のロールモデルたる卒業生たちが、これから見るであろう「夢」には、果てる事の無い可能性が秘められている。」という化学教室教員一同の思いが込められています。
中山 美涼(化学科4年有機化学第一研究室)
「コロナチン立体異性体のCOI1-JAZ共受容体サブタイプ選択性の評価」
村田 凌(化学科4年計算分子科学研究室)
「強い赤外吸収バンド内における複素屈折率分散の定量的決定と振動スペクトル解析への応用」
齋藤 瑞己(化学科4年無機化学研究室)
「リチウムイオン内包フラーレンが配位した白金ホスフィン錯体の酸化還元挙動」
Posted on:2021年3月12日