3月1日(火)、第10回平間賞授賞式が行われ、化学の有機化学系、物理化学系、無機化学系の3系から1名ずつ、計3名の学生が平間名誉教授から直接記念品を授与されました。
「平間賞」は、「第一歩」の持つ重みと無限の可能性を知る平間正博名誉教授の篤志により設立されました。「卒業生は、受賞者とともに、副賞のベンゼンに託された思いを感じて欲しい。現代の物質科学を支えているベンゼンの構造化学は、ケクレの見た『夢』で始まったとも言う。未来のロールモデルたる卒業生たちが、これから見るであろう「夢」には、果てる事の無い可能性が秘められている。」という化学教室教員一同の思いが込められています。
Hugo Alberto Salazar Gómez(化学科4年有機分析化学研究室)
「有機触媒を用いたドミノMichael/aldol反応による9―メチルデカリンの不斉合成およびSofosbuvirの全合成研究」
永井 隆太(化学科4年有機物理化学研究室)
「その場赤外反射分光法による酸素電極反応に伴う有機電解質溶液の分解反応の研究」
神谷 直紀(化学科4年放射化学研究室)
「ポジトロニウム負イオンの光分解反応断面積の計算」
平間先生によるご講演:後輩たちへの思いを込めて
Posted on:2022年3月 8日