本研究科 天文学専攻出身の小松英一郎 氏(現:独マックスプランク天体物理学研究所ディレクター)の仁科記念賞が決定しました。
小松氏は、ビッグバンの名残と言われる「宇宙背景放射」の観測データの分析から、宇宙がビッグバン以前のごく短い時間に急膨張したとする「インフレーション理論」を検証。現在の標準的な宇宙論の確立に大きく貢献しました。
仁科記念賞は、故仁科芳雄(にしな よしお)博士の功績を記念し、日本において物理学とその応用に関して優れた研究業績を挙げた研究者に授与されます。
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