東北大学 大学院理学研究科・理学部

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欧 木星・氷衛星探査機 JUICE 打ち上げ成功! -- PRWIのアンテナ伸展へ [現予定: 日本時間 2023/4/24夜]

欧州宇宙機関(ESA)の木星・氷衛星探査機JUICEの打ち上げが数週間後に迫ってきました。「L-Class」と呼ばれるESA最大級のミッションです。日本時間で4月14日(金)、南米のギアナ宇宙センターから打ち上げられました。2031年に木星系に到着し、2034年にガニメデを巡る初の氷衛星周回探査が予定されます。

日本も、いくつかの機器を提供して参加しており、打ち上げイベントを企画中です。

追加情報:4月18日(火)更新 New!

欧州宇宙機関(ESA)の木星・氷衛星探査機JUICEは、雷による一日遅延があったものの、無事 4月14日(金)に宇宙に旅立っていきました。
東北大の機器のアンテナ展開に向けた作業は4月20日深夜から行われる予定です。
詳細は以下のURLよりご覧ください。

欧 木星・氷衛星探査機 JUICE -- PRWIのアンテナ伸展へ [現予定: 日本時間 2023/4/24夜]


関連イベント

◉ NHK Eテレ「サイエンスZEROJUICE特集」
 4月9日(日)23:30/4月15日(土)11:10(再放送)

◉ JAXA主催「リアルタイム・オンライン打ち上げイベント」
 4月13日(木) 打ち上げは21:15頃を予定


東北大の貢献

本学からは、電波・プラズマ波動観測器 RPWI (RadioPlasma Wave Instruments) に参加しています(代表: 笠羽康正教授)。惑星プラズマ・大気研究センターと地球物理学専攻のメンバーが、高周波受信部 (アンテナ:RWI、レシーバ:HF) を中核とした重要機能を提供しました。

「木星周回軌道で初めて、電波の方向探知・偏波の観測を可能とする」ことで、木星や氷衛星群が放つ様々な電波、そして衛星からのその反射波を的確に捉えます。木星の強大な磁気圏とその衛星群への影響、オイロパ・ガニメデ・カリストといった「氷衛星」の大気・電離圏と氷でできた地殻、そしてさらにその下に潜む「地下海」にまつわる数々の発見をもたらすことを期待しています。

RPWI2.png

◉ RPWI-Japan 紹介(PDF, JAXA-page)
◉ RPWI-Japan 記事 「みんなでふたたび木星へ,そして氷衛星へ ~電波・プラズマ波動観測器RPWIの飛翔へ~」(PDF, 惑星科学会誌)



詳細はこちらから


<地球物理学専攻ウェブページ>
 欧 木星・氷衛星探査機 JUICE 打ち上げ迫る [現予定: 日本時間 2023/4/13夜]



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