東北大学 大学院理学研究科・理学部

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日本サンゴ礁学会 第26回大会 公開シンポジウム「生物礁 いろいろな時代、さまざまな生物」

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生物礁とは,炭酸カルシウムの殻や骨格を有する生物が累々と重なって海面近くまで達した構造物を指します.現在の熱帯海域に広がるサンゴ礁は,その典型例です.では,何故,地質学者はわざわざ生物礁という用語を用いるのでしょうか.これは,現在のサンゴ礁の主役である六放サンゴが生物礁の主役となったのは新生代漸新世になってから(約3400万年以降)であり,生物の遺物が豊富に産出するようになる顕生代(約5億4000万年以降)の中では,ごく最近であるためです.生物礁という用語は,顕生代の礁形成者の多様性と栄枯盛衰を示しているとも言えます.
そこで,本シンポジウムは,生物礁の過去と現在について理解を深め,将来を展望する場とします.まず,地質時代の生物礁に関して,従来の見解および最先端研究が紹介されます.続いて,サンゴに記録された近現代の環境変化へと話題を転じ,最後に温暖化ワールドのサンゴ礁を展望します. 多くの方々の参加を期待しております.


詳細

□ 日時:2023年11月26日(日)9:00-12:30
□ 会場:理学部・理学研究科大講義棟(map *H-32の建物です)
□ 主催:一般社団法人 日本サンゴ礁学会
□ 共催:東北大学大学院理学研究科
□ 対象:どなたでも
□ 申込:不要。直接会場にお越しください。


お問い合わせ先

第26回大会実行委員会[web
jcrstaikai[at]gmail.com *[at]を@に直してください



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