毎回異なるテーマで「理学」を学ぶぶらりがく。
今回は「原子核」がテーマです。
原子の中心にある原子核は陽子と中性子からできている、と教科書に書いてありますが、それは古い常識です。我々は、陽子・中性子・ハイペロン の3種類の粒子からなる「ハイパー原子核」を人工的に作り、その性質を調べてきました。
この特殊な原子核は、寿命がとても短く、地球や太陽系には存在しません。しかし、ハイパー原子核は、宇宙のかなたに多数見つかっている超高密度の天体「中性子星」の内に壊れずに自然に存在しているらしいのです。これが本当だとすると、物質は陽子・中性子と電子でできているという我々の常識が覆されます。それをどうやって突き止めたらいいでしょうか?
加速器を使った我々の地上実験と天体観測とを組合わせた研究の最先端をご紹介します。
[ 事前のお申込みが必要です ]
■日時:2024年6月23日(日)13:00-14:30
■開催形式:Zoomにて開催
*ZoomのURLはお申込み完了後、開催日近くなりましたら(6月17日予定)にメールにてお知らせいたします。
■対象:高校生・一般
*Zoomへの接続が可能な環境であること。
■募集定員:30組 / 先着
*定員に達し次第締切。
詳細はぶらりがくのページをごらんください。
*ぶらりがく〜理学部をちょっとのぞいてみませんか?〜