壮大な宇宙誕生の謎を解明する重要な手がかりである「素粒子」。高エネルギー加速器研究機構(KEK)・素粒子原子核研究所(IPNS)では、素粒子や原子核といった極微なものの性質を研究しています。
この「おとなのサイエンスカフェ」では、素粒子にまつわる最新の研究や、素粒子に魅せられた研究者自身の話など、多彩な話題を提供します。おいしいドリンクやおつまみを楽しみながら、極微なサイエンスの世界を覗いてみませんか?
3月7日(金)開催のおとなのサイエンスカフェ第12夜「未知の物質世界へ~ハイパー核で探る中性子星の正体」では、本研究科の三輪浩司教授が講師として参加します。
私たちの宇宙を形作る物質。その究極の姿はどのようなものなのでしょうか?そして、それらを結び付ける「力」の正体とは?この問いに挑むカギが「ハイパー核」と呼ばれる"奇妙な"原子核です。ハイパー核の研究は、超新星爆発で残された物質の最終形態である「中性子星」の謎を解き明かす扉でもあります。今回は、ハイパー核で働く新奇な核力の性質について三輪教授が解説します。さらに中性子星の内部構造の解明に向けた挑戦についても語ります。
■日 時:2025年3月7日(金)18:30~19:30(開場 18:00)
■場 所:つくばセンタービル co-enイベントスペース
(つくば駅A3出口から徒歩3分)
■主 催:高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所 (KEK素核研)
■対 象:20歳以上(20歳以上の大人同伴の場合は20歳未満の方も参加可能です)
■人 数:30名(先着順)
■形 式:対面のみ
■参加費:1,000円(1ドリンク&おつまみ代)※当日お支払いください。