化学専攻 林雄二郎 教授がフンボルト賞(Humboldt Research Award)を受賞し、2025年3月28日、ドイツ・バンベルク(Bamberg)にて開催されたフンボルト財団の授賞式に参加しました。
【フンボルト賞|Humboldt Research Award】
ドイツ政府の国際的学術活動機関であるアレキサンダー・フォン・フンボルト財団が創設。後世に残る重要な業績を挙げ、今後も学問の最先端で活躍すると期待される国際的に著名な研究者に対して授与される。
■受賞者 :化学専攻 林雄二郎 教授
■受賞理由:林教授は、2000年代初頭より不斉有機触媒の分野における主要なリーダーの一人として活躍されています。中でも最も重要な業績の一つは、2005年に高い汎用性を有するシリルエーテル型触媒を開発されたことです。この触媒は、現在最も頻繁かつ成功裏に使用されているアミノ触媒であり、学術的な天然物合成の数多くの事例で用いられているほか、製薬業界においてもさまざまな反応に応用されています。
■リンク :フンボルト賞|フンボルト財団ウェブサイト(英語・ドイツ語)
化学専攻 林雄二郎 教授
Photo credit: Humboldt Foundation / [Claus Riegel]
授賞式の様子
Photo credit: Humboldt Foundation / [Claus Riegel]
授賞式の合間には、Haydnの《弦楽四重奏曲 変ホ長調 作品33 第2番(op.33-2)》の
各楽章が演奏されました。
Photo credit: Humboldt Foundation / [Claus Riegel]