東北大学 大学院理学研究科・理学部

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学位プログラム

環境・地球科学国際共同大学院

求める人材 | 身につく力 | 方向性・支援策 | 主な活動 | キーワード

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◉ 求める人材

環境・地球科学では、地球表層環境・地球内部・大気海洋から惑星間空間まで非常に多様な研究対象を扱います。また、その研究手法も、物理学・化学・生物学の幅広い基礎の上に成り立つ典型的な学際科学です。学問の伸展に伴い、環境・地球科学分野では新しい学術領域が次々に創生され、その研究手法も高度に発達してきました。しかしながら、地球の諸現象はシステムとして連動しており、それを研究する科学は本来"Seamless"であるべきです。21 世紀に入り、各研究分野において高度に発展した研究は、再びその垣根を越えて融合されることが必要不可欠となっており、またそれが可能な時代を迎えています。このような背景のもと、本プログラムでは、「地球を丸ごと理解する」意欲と能力をもち、幅広い視野と先端的な手法、そしてリーダーシップを備えた、国際性豊かな研究者を目指す方を求めています。



◉ 身につく力

プログラム学生は、博士としての高い研究能力を身に着けると同時に、プログラムでの活動を通じて以下のような能力の獲得を目指します。プログラム修了時には、通常の課程修了に加えて、海外有力大学とのジョイントリー・スーパーバイズド・ディグリー(JSD)やダブル・ディグリー(DD)を取得できます。

・環境・地球科学の諸問題を、既存の学問分野の枠組みにとらわれず幅広い視野から多角的にとらえる能力
・国際的視野から課題を発見し解決する能力
・世界をリードする研究を行うための基盤となる高い基礎学力・技術力・コミュニケーション能力
・国際学術誌等の査読・編集プロセスを通じて学問の発展に寄与できる幅広い知識とマネジメント能力
・国際学会・シンポジウム等においてセッション提案を行うなどに必要な、学問領域を俯瞰する能力、企画・運営・調整能力、英語によるコミュニケーション能力



◉ 方向性・支援策

プログラム学生は、通常のカリキュラムに加え、国際性と学際的研究能力を養うために設けられた英語による講義を受け、海外連携先でのべ6か月以上の研究を行います。ほかにも、本プログラムが定期的に開催する分野横断の国際ワークショップや、学生自主企画によるセミナー・巡検、海外招聘教員との日常的な議論の場など、多様なバックグラウンドを持つ教員・学生との交流を通して、自らのポテンシャルを引き出し、国際的に活躍する研究者としての資質を磨くための豊富な機会が用意されています。また、それらのメニューを存分に活用できるよう、生活費・研究費・海外渡航費用など、さまざまな経済的支援を受けることができます。本プログラムの修了生は、高い研究能力の獲得のみならず、国際的な研究者コミュニティの中での知名度の向上によって、海外も含めた大学・研究機関等において博士研究員・テニュアトラック教員等として活躍しています。また、研究内容によっては、グローバル企業や政府系機関等でも活躍しています。



◉ 主な活動

・ 「地球を丸ごと理解する」意欲と能力を持った人材を育成するための、国境・専門分野の垣根を超えた修士・博士一貫教育(4年間)
・ 国際性と学際的な研究能力を養うために設けられた特別なカリキュラム
・ 海外連携機関教員を含む世界トップレベル教員による英語による講義・研究指導
・ 海外連携機関でののべ6か月以上の海外研修
・ 東北大学と海外連携機関の双方に指導教員を持ち、博士研究を進めることができる
・ 約20校の海外連携大学とのJSDやDDを取得できる(計35名のJSD・DD取得者を輩出(2024年3月時点))
・ 専攻横断型の英語による学生自主企画セミナーや学生自主企画巡検(実践演習科目として認定)
・ 毎年開催される分野横断型の国際ワークショップ
・ プログラム学生以外の学部生や大学院生も交えた国際巡検
・ 生活費・研究費・海外渡航費用などの経済的支援やその他さまざまなサポート



◉ キーワード

#環境・地球科学 #「地球を丸ごと理解する」 #国際性・学際性 #英語による講義 #長期海外研修(のべ6か月以上) #国際共同指導 #ジョイントリー・スーパーバイズド・ディグリー(JSD) / ダブルディグリー(DD) #学生自主企画巡検・セミナー #リーダーシップ #経済的支援


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