2024度総長教育賞を 物理学専攻 今井良宗 准教授、理学教育研究支援センター岩渕将士助教が受賞しました。
総長教育賞は、本学の教育理念に基づき、誠意と熱意をもって職務に取り組まれ優れた教育の成果を挙げた教職員を表彰するもので、3月18日に総長から賞状が授与されました。
受賞者 : 今井良宗 准教授[物理学専攻、巨視的量子物性研究室]
授賞式 : 2025年3月18日(火)
受賞名 : 2024年度総長教育賞
授賞理由: 基礎物理数学の授業において、対面講義とオンライン動画教材の併用、シミュレーション動画の導入などの内容の理解を促進する工夫に取り組み、成績上位層から下位層まで個々の学生の学習意欲を高める方策をとることを可能にした。なかでも復習用オンライン動画教材の提供と、小テストの提出の機会の増加によって演習機会が確保され、成績下位者が大きく減少し、成績上位者に該当する学生数が増加したことなど、これらの業績と貢献が高く評価されたことから、選考の結果、総長教育賞に相応しいと判断された。
受賞者 : 岩渕将士 助教[理学教育研究支援センター、キャンパスライフ支援室]
授賞式 : 2025年3月18日(火)
受賞名 : 2024年度総長教育賞
授賞理由: 理学部・理学研究科キャンパスライフ支援室の専任相談員として、理学部の学生に特有の問題に即したサポートや情報発信を行い、理学部・理学研究科の学生のみならず、保護者や教職員を力強く支えてきた。同支援室開設以降は利用者も年々増加しており、学生からの評価も高く、10年以上にわたって、様々な工夫を重ねながら継続的に学生を支援してきている点は評価できる。なかでも不適応学生の早期発見や予防への取り組みとその成果は他部局でも参考になる事例であり、その業績と貢献が高く評価されたことから、選考の結果、総長教育賞に相応しいと判断された。